東御市を後にし、軽井沢に到着。
今回の軽井沢の目的は、翌日に脇田美術館で行われる建築ワークショップ『建築家・吉村順三 空間と家具』 に参加する為です。 当日の朝食は、以前このブログでも紹介しました、吉村順三建築をリノベーションしたカフェ、エロイーズカフェ で、おいしいフレンチトーストとオリジナルブレンドコーヒーをいただきながら、ちょっとのんびりさせていただきました。 その後は、ワークショップの時間まで旧軽散歩です。 まずは、軽井沢に来たら必ず寄らなければ気が済まない所、吉村順三建築の代表作『小さな森の家』です。 その姿がそろそろ見えてくる辺りで、何かいつもと違う光景が・・・。 なんと、改修工事が行われているらしく、足場が架かり、白いネットも掛けられていました。 まあ、こんな姿を見ることもあまりないので、これはこれで貴重な体験かも。 『小さな森の家』を後にし、少し歩くと、前から何人かの人たちが歩いてきました。 こんな所を歩いている人の目的はみな同じ。 近づくと、朝エロイーズカフェにいた人たちでした。 そして、やはりワークショップにも参加されるようです。 同じ志をもった人達は行動も同じですね。 案内している方以外は、初めてだったようで、その姿が見られなかったのはとても残念です。 そして、いつかは泊ってみたい万平ホテル経由で会場の脇田美術館へ。 このワークショップは毎年この時期に行われていて、今回が13回目だそうです。 今回のゲストは、家具デザイナー・丸谷芳正さんと建築家・伊礼智さん。 丸谷芳正さんは、吉村順三さん、中村好文さんと共に、『たためる椅子』を開発、そして実際に製作された方です。 今回のお話しで、この『たためる椅子』が完成するまでのいろいろな貴重なお話しが聞けたのがすごく良かったです。 あと、丸谷芳正さんが用意してくれた、吉村順三さんの音声。 初めて聞く吉村順三さんの声は、とても包容力のあるやさしい声でした。 トークショーが終わり、いよいよアトリエ山荘の見学です。 このアトリエ山荘は、1970年に画家の脇田和さんの友人である吉村順三さん設計で建てられたものです。 上2枚の写真は、脇田和さんのアトリエ。 当時のまま残されているそうです。 美術館の作品もゆっくり拝見させていただき、とても充実した『秋の芸術と名建築に触れる旅』は終了です。
by yoshiyukiendo
| 2016-10-24 19:14
| セミナー、展示会
|
カテゴリ
最新の記事
外部リンク
その他のジャンル
ブログジャンル
画像一覧
|
ファン申請 |
||